【韓国のお土産007:ミニ蜂蜜薬菓(ヤッグァ)】
こんにちは。カノンです。
久しぶりの「韓国のお土産」シリーズは薬菓(ヤッグァ)です。
韓国の伝統菓子に韓菓(ハングァ)があります。
仁寺洞の伝統茶屋なんかに行くと、韓方茶と一緒に
出てくるお菓子、あれが韓菓ですね^^
堅果類を飴と絡め、カリッとした歯ごたえのヨッカンジョン(飴強精)や、
果実を煮詰めてゼリー状に固めた果片(グァピョン)、
植物の根や茎を湯がき、蜂蜜などで甘みをつけた正果(ジョングァ)、
小麦粉と蜂蜜を練り合わせてあげた油蜜果(ユミルグァ)
など、いろいろな種類があります。
どれも見た目がとてもキレイです。
薬果(ヤッグァ)はその中でも油蜜果(ユミルグァ)の一つです。
ちょっと油っぽい味と蜂蜜の甘みが特徴。
形は手の平くらいの大きいものから、指の先にちょいっと
乗せられるくらいの小さなものまであります。
韓菓の中でも代表的なお菓子です。
まだ韓国で仕事を始めたばかりの頃は、正直この
韓菓(ハングァ)はたいして好きじゃなかったんです。
なんというか…硬かったり、甘すぎたりで、
どれももう一度食べたい、とか、
もっとたくさん食べたい!と思えなかったわけです。
ところがですね、某雑誌で韓果の特集をした際、
取材でいわゆる韓果の名人と言われる方や、お店、
韓菓作りの村などを訪問しながら、本当に美味しい韓菓を
口にする機会があり、今まで食べてたのと
全然違うじゃんっ!と感激したことを今でも
覚えています。
特に薬果は、ほんとに美味しいものと、そうでない
ものの差は하늘과 땅 차이(ハヌルグァ タン チャイ)
です!
하늘(ハヌル)とは空、 땅(タン)は土地とか地面、
차이(チャイ)は差 のこと。
つまり、日本語でいうところの天と地ほども違う、
雲泥の差という意味ですね。
ぶっちゃけ、具体的にどことはは言いませんが、ソウルの
代表的な観光地やお土産屋さんで売ってる大量生産の
韓菓(ハングァ)は美味しくありません。
あえて買うなら、
むしろ、職人さんがいるようなお店で買われることを
おすすめします。
と、韓菓選び、特に薬菓(ヤッグァ)選びは難しい!
ということなんですが、最近市販の大量生産ではあるものの、
「もっと食べたい!」と思える薬菓(ヤッグァ)に出会ったので
これを今日はご紹介したいと!
ここまで来て、ようやく本題ですね(笑)
ある韓方病院を見学に行ったとき、韓方茶と一緒に
出されたのがこれだったんですが、一口食べて「これはっ!」
となり、すぐさま商品名を確認したという(笑)
私が今一番オススメしたい手軽な薬菓(ヤッグァ)!
それは、
호남샤니(ホナムシャニ)という主に製パンの分野で、ケーキや
パンを製造販売している会社の미니꿀약과(ミニグルヤッグァ)です。
2本の指に乗せられるくらいのミニサイズが1つずつ袋に入って、
まず、ちょこっとずつ食べるのにちょうどいい!
それから甘すぎず、油ぎらぎらっぽすぎもせず、でも薬菓
特有の味がちゃんとして、美味しいのです!
小腹がすいたとき、テータイムに2~3個食べると
美味しい×2。
いやあ、市販でこんなに美味しかったならもう合格ですよ。
トップの写真のものは500gで3,480ウォンでした。
しかも安い!
大型スーパーなどで購入できます。
(が!、これはややマニアックな部類なので、
スーパーの規模によっては無い場合もあります。)
興味のある方、探してみてください~^^
さて、今から私、コーヒーと一緒にこれ食べます。^^
では、また!