ハングルと日常

ハングルキーワードから綴るささやかなエッセイ

크리스마스 조명(クリスマスの照明/クリスマス ジョミョン)

今日のテーマ:

크리스마스 조명(クリスマスの照明/クリスマス ジョミョン)

 

12月に入ると、韓国の街は一気に華やかになる。

至る所に電飾のデコレーションが施され、

日が暮れても大通りなどは華やかな明るさで

満ち溢れている。

 

マンションなどの団地もそう。

植え込みや団地内の公園の周囲など、

飾れるところに電飾が張り巡らされ、

ピカピカ綺麗だ。

 

 

毎年その光景を見ると

「ああ冬が来たんだな」

と思う。

 

その電飾の大掛かりな装飾ぶりに

マンションの管理人さんたち、

片づけるの大変だろうなあ……

と思ってしまうぐらい。

それはもう贅沢に飾られる。

 

中学一年生の時に初めて海外に

行ったのだが、その初海外が

なんと一人でアメリカホームステイだった。

 

あ、一人でというと語弊があるか。

いちおう某国際センター主催の

プログラムの一環で、

子供たちが団体で研修を受けて

引率の先生を伴い渡米した。

でもまあ、みんなそれぞれ各家庭に

一人ずつ入ったわけなので、いちおう

現地での生活は一人、ということ。

 

中学一年生ということは13歳だった

わけで、今自分が親の立場になって

考えてみると、

よく13歳の子どもを送り出せたな、

と思うのだけど、(いや有難い)

その時の経験はその後の自分の人生を

大きく変えるほど貴重なものになった。

 

まず自分がアジア人だということを

強く意識するきっかけとなった。

このことは当時は気づかなかったけれど、

後にもっと大人になった時、

この時の経験を思い出し、

結果、自分の進路に影響を与えた。

 

ああ、話がずれそう。

 

クリスマスの照明のことに話題を戻すが、

アメリカに行った時、ちょうどクリスマス

シーズンだった。

 

ホストファミリー宅に向かう車中、

初めてアメリカの住宅街というのを

実際に見たのだが、クリスマスシーズンの

住宅街の華やかなこと!

 

どの家も競うかのようにイルミネーションで

飾り付けられているではないか!

それも今まで観たこともないような

独創的な装飾で、だ。

こんなすごい住宅街、

こんなすごいイルミネーション

見たことない!

 

13歳のカノン少女、

たぶん口をあんぐり開けて

窓に張り付いてたんじゃないかと思う。

 

さて、日本に帰国して

このイルミネーションの凄さを

父に話したところ、

父さん、早速近所のホームセンターに

買い出しに出かけた。

そして我が家のベランダと玄関に

クリスマスの照明が設置された。

 

その年以降毎年クリスマスには

町内でも我が家だけが電飾

できらめくこととなった。

 

 

……我が家だけ。

 

……日本なんだけどね。

……アメリカとは違うんだけどね。

でもまあそういうノリは好きです。はい。

なんか、ふと思い出した。

うちのマンションのきらきらの

イルミネーションを見てたら。

 

皆さん楽しいクリスマスをお過ごしください!

 

          カノンより愛をこめて!ㅎ

 

 

 

 

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