こんにちは。カノンです。
今日はハングルを勉強する上で、
띄어쓰기(ディオスギ)
分かち書き
が、いかに大切かを知ることができる面白い
絵本を一冊ご紹介します!
タイトルは
왜 띄어 써야 돼?
なんで間をあけて書かなきゃダメ?
日本語もそうですが、句読点なしにだーっっ!と羅列すると、
読みづらいだけじゃなく、切る場所がなくなることで、
変な意味になったりもしちゃいますよね。
韓国語においても句読点は大事ですが、分かち書きがとても大切で、
これを間違えると、やっぱりヘンテコな意味になっちゃったり
するわけです。
例えば、本書に出てくる一例をあげると、
선생님은 이상하다.
(ソンセンニムン イサンハダ)
先生はおかしい。
선생님은 이 상하다.
(ソンセンニムン イ サンハダ)
先生は 歯が 痛んでいる(つまり虫歯)
というふうに、分かち書きの場所が変わるだけで、
全然違う意味になってしまうという。
こんな感じで分かち書きの重要さがよく学べる本なんですが、
とにかくここに出てくる例文の数々が笑えます。そして
その例文にぴったりで、よりおかしさ倍増させてくれる
絵もまた面白いです。
ハングル学習中の全ての方におすすめしたい絵本です。
ちなみにこの絵本の作家さんは、他にもハングルを書く際に
大切なルールを説明する絵本を出しておられます。
興味がある方は、ぜひ一度読んでみてはいかがでしょうか。
韓国の書店で販売されています。
<DATA>
■왜 띄어 써야 돼?(なんで間をあけて書かなきゃダメ?)
絵・文:박규빈/パク・キュビン
出版社:길벗어린이/キルボッオリニ
定価:12,000ウォン