こんにちは。カノンです。
今日は久しぶりに韓国の絵本です。
表紙がなんだかとてもインパクトある
この絵本。タイトルもインパクトがあります。
대단한 밥(すごいごはん)
대단하다(テタナダ)というのは、すごい
という意味。場合によっては、すばらしいとか、
立派だというニュアンスも含められます。
밥というのはごはんのこと。
お米のごはんのことも、食事自体の事にも
使えます。
もしも私がこの本を翻訳するとすれば、
タイトルは今一度悩まねばならないところですが、
この本の全体的な印象も含めると、
すばらしい、よりはすごい!という日本語のが
合うかな、ということで、今回は
すごいごはんとしました。
内容をざっくり紹介すると、食卓にあがった
食事に、いかに多くの人がたずさわり、そこに
どんな苦労があったのかが、個性的な絵と分かりやすく
簡単な文章で描かれています。
ごはんを残す子どもはもちろん、大人でも、この絵本を
読むことで、今一度、食べ物の大切や、毎日食事が
できることの有難さを再確認できる、短かいけれど、
奥の深い一冊です。
書店で見かけたとき、表紙とタイトルが興味深くて
買いましたが、読んでみて当たりだったな、
と思った一冊です^^/
書店の絵本コーナーにあります。
では、また。
<DATA>
■대단한 밥(すごいごはん)
著者・絵:박광명(パクグァンミョン)
出版社:고래뱃속(コレペッソク)
1万2000ウォン